「法善寺横丁まつり〜特別落語会〜」

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2018年8月11日 於・法善寺上かん屋
「法善寺横丁まつり〜特別落語会〜」

文五郎さんの古典落語を聞くたび「こんなシーンがあった!」という新しい気づきがあって、

それとは反対に、何度聞いても大好きなシーンもある。

『延陽伯』では、はじめて長屋を訪れるシーン。

はじめて写真を見るシーンでもその予兆があるけれど、女性に心を奪われて素朴に見惚れる素直さ。照れることなく、思わず口から言葉がこぼれおちる屈託のなさ。

普段の生活で不意に接してしまった意地悪な感情が一瞬で蒸発するような浄化作用に、私は毎度救われている。

「ネオラクゴ・マーベリック」

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2018年7月30日 於・法善寺上かん屋
「ネオラクゴ・マーベリック」

それぞれのネタの世界が少しずつ重なり合いながら全体を通してひとつの作品となる公演というもの、きっとみんな好きだと思う。

もちろん私も大好きで、今回の独演会がそのように進行することに、ひたすらドキドキしていた。

終演してからもずっとドキドキがとまらないでいたのは、その世界の連続性が、公演内におさまらないことを知ってしまったからだと思う。

ネオラクゴの舞台はさまざまで、場所も時代もこの世もあの世も大人も子供も関係なく、どこででも発生しうる。しかし、それは、それぞれが独立しているわけではなく、確かに存在する同じ世界で起きている。スプーンでひとさじ掬って眺めるように、太遊さんが語ることではじめて知ることのできる景色。

そしてその世界は進行し続けていて、いまこの瞬間も新しい事件がうまれ、忘れ去られていく記憶がある。

登場人物の姿のまま語られるネオラクゴの成り立ちは、壮大で、でもどこか孤独で、そして切実で、「マーベリック」と名付けられた意味がようやく飲み込めた気がする。

ネオラクゴの内包する世界と自分の世界とを簡単に行き来できる方法があって、きっとそれが想像力というものなのだと思う。想像力があるということは本当に豊かな日常をもたらしてくれるし、未来を無限に分岐させてくれる。

『ジョン・ハンケ 世界をめぐる冒険 グーグルアースからイングレス、そしてポケモンGOへ』 ジョン・ハンケ

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幼少期にお隣から譲り受けた何百冊もの「ナショナルジオグラフィック」のバックナンバー、そこに折り込まれた地図から広がる遠い土地への想像。

ナイアンティックの源泉として、出来過ぎなほど完璧な思い出で、でもそういうことは確かに「ある」。

等しく人々に起こりうる偶然!あるべき姿!とは思わないけれど、確かに私の人生にも「あった」し、おそらくこれからも「ある」。

それを受け入れることは、ずるをするようで本当は受け入れがたいけれど、生まれることは選べないし、不幸はいやでも訪れる。だからラッキーだけを固辞するのもまたいびつで、事実は事実として、ふつうの顔で受け入れるのも、ひとつの強さなのだと思う。

2017年5月

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2017年5月4日 於・ 十三シアターセブン
「かいぶつ」

2017年5月5日 於・ライブ喫茶 亀
「金属バットのラジオバンダリー」

2017年5月6日 於・ ノエビアスタジアム
「ウイング寄席」

2017年5月14日 於・葉ね文庫
「葉ねでころころ智丸の会」

2017年5月15日 於・芭蕉堂天神橋五丁目店
「ふれあい寄席」

2017年5月18日 於・高円寺jirokichi
「ネオラクゴ・エアロポリス」

2017年5月19日 於・京都 浮島ガーデン
「ネオラクゴ・エアロポリス」

2017年5月21日 於・シサム工房
「シサコレ」

2017年5月23日 於・オリックス劇場
「スキマスイッチTOUR 2017 “re:Action”」

2017年5月27日 於・the cave KOBE
「caveらくご倶楽部」

2017年4月

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2017年4月2日 於・Soap opera classics-Umeda-
「Sound Gallery」

2017年4月6日 於・中崎町プラネットプラスワン
「ビリートップ Vol.7」

2017年4月13日 於・よしもと朝日劇場
「Yヶ崎城」

2017年4月15日 於・よしもと朝日劇場
「Yヶ崎城」

2017年4月15日 於・道頓堀角座
チョップリン単独ライブ「断る。」

2017年4月15日 於・Club STOMP
「okadada OPEN to CLOSE」

2017年4月23日 於・勉強部屋 坂壱
「桂三度の落語&桂三度の2017年4月まで!」

2017年4月24日 於・天満天神繁昌亭
「若手噺家グランプリ2017」

2017年4月30日 於・動楽亭
「ふたりでできるもん!vol.9」

2017年3月

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2017年3月2日 於・中崎町プラネットプラスワン
「ビリートップ Vol.6」

2017年3月12日 於・勉強部屋 坂壱
「第二回 桂三度のネタ下ろしの会!落語!落語!落語!」

2017年3月18日 於・YEBISU YA PRO
「EDGE 2nd Anniversary Party」

2017年3月20日 於・錦湯
「錦湯劇場」

2017年3月21日 於・うずめ
「月亭太遊が仕切る大喜利会&囲む会」

2017年3月22日 於・maruku.cafe
「寄席マルク」

2017年3月24日 於・pangea
「NANIWAdelic@pangea~音噺OTOBANASHI~」

2017年3月25日 於・玉水駅前休憩所さくら
「井手町さくら寄席」

2017年3月27日 於・錦湯
「錦湯劇場」

2017年3月28日 於・味園 白鯨
「吉田レクイエム」

2017年2月

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2017年2月15日 於・カフェスロー大阪
「月亭太遊・オノマトペ大臣・神野龍一プロダクトークアウト!」

2017年2月23日 於・天満天神繁昌亭
「第105回創作落語の会」

Sugar’s Campaignインタビュー(2016→)

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Sugar’s Campaignが考えるAI時代の音楽 2ndフルアルバム『ママゴト』インタビュー
http://realsound.jp/2016/08/post-8709.html
(2016/08/10)

Sugar’s Campaign 理想のポップ・ソングプレイリスト
http://mysound.jp/sp/8662/
(2016/08/10)

Sugar’s Campaignインタビュー|友達から家族へ “バグ”から生まれた「ママゴト」
http://natalie.mu/music/pp/sugarscampaign02
(2016/08/10)

Sugar’s Campaign「とりあえず音を出す。その音を出すことが大事」ーー家族、猿、人工知能が一本の線で繋がる新作『ママゴト』 を紐解くインタビュー

Interview / Sugar’s Campaign


(2016/08/15)

人工知能よりも猿の感覚が大事? Sugar’s Campaignが哲学を語る / SeihoとAvec Avecによるポップユニット。合理性を求める世の中にNOを投じる
http://www.cinra.net/interview/201608-sugarscampaign
(2016/08/24)

Sugar’s Campaignインタビュー(2014→2015)

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Sugar’s Campaign「都市型ポップのつくりかた」
http://carelesscritic.com/sp/sugarscampaign/
(2015/03/18)

[INTERVIEW]SUGAR’S CAMPAIGN – “FRIENDS”
ttp://uncannyzine.com/posts/20281
(2015/02/13)

ポップ・ルネサンス・2015──Sugar’s Campaign、インタヴュー
http://www.ele-king.net/interviews/004286/
(2015/01/30)

<インタヴュー> Sugar’s Campaign「全てにおいて、いいものは“憧れる瞬間”に生まれるんです」 ――最新型のハイブリッド・ポップ・デュオ、いよいよメジャー進出
http://www.nexus-web.net/article/sgrc/#utm_source=tw_nexus_i&utm_medium=social&utm_campaign=twitter&utm_content=image
(2015/01/22)

Sugar’s Campaign 「Seiho & Avec Avec 2人が産まれた1987年(ぐらい?)特集!!」 【music curator】
http://www.hmv.co.jp/news/article/1501200010/
(2015/01/21)

ネットでアーティストが評価されるのは「健全なこと」—デジタル新時代のアーティストSugar’s Campaignインタビュー
http://blogos.com/outline/103620/
(2015/01/21)

Sugar’s Campaign普遍的ポップスの狙い
http://natalie.mu/music/pp/sugarscampaign
(2015/01/20)

Sugar’s Campaignが語る、新世代のポップミュージック論「ポップを突き詰めると気持ち悪くなっていく」
http://realsound.jp/2015/01/post-2265.html
(2015/01/20)

メジャーでやる意味って何だ? Sugar’s Campaign×tofubeats
http://www.cinra.net/interview/201501-sugarstofu
(2015/01/09)

大滝詠一ベスト発売記念 ~受け継がれるナイアガラ遺伝子~
http://www.hmv.co.jp/news/article/1411170030/
(2014/11/30)

Sugar’s Campaign – Interview by 関西ソーカル
ttp://uncannyzine.com/posts/17891
(2014/11/01)

<ネトカノリリパ>に向けて……Sugar’s Campaign×Shiggy Jr.×水曜日のカンパネラ3組インタビューが実現!

<ネトカノリリパ>に向けて……Sugar’s Campaign×Shiggy Jr.×水曜日のカンパネラ3組インタビューが実現!


(2014/10/31)

#marble1121

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“marble”
2015.11.21(Sat) @下北沢GARAGE
open 17:00 // start 17:30
ticket 3000+1drink
出演:golf / Sugar’s Campaign / PARKGOLF / Gateballers
http://marble1121.wordpress.com

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marble(マーブル)というイベントを、友人と私で主催しています。

2014年9月21日に第一回のmarble、
2015年5月3日に第二回のmarble、
そして2015年11月21日に第三回のmarbleを開催しました。

自分たちの感性で<よい>と信じられるものを
ひとつの”イベント”というパッケージで提供する。
ごくごく個人的な<心の揺れ>を、同じ空間で過ごすことで<波紋>のようにその場に居る人たちと共有したい。

…ひきつづき、頑張ります。